豆柴とは

豆柴とは、独立した犬種(公認犬)ではありません。

犬種としては『柴犬』です。

あくまで、サイズの呼称であり、小型の柴犬のことを指します。

日本犬保存会・天然記念物柴犬保存会・ジャパンケネルクラブなど、日本の主要な登録機関では豆柴犬は公認されていません。

豆柴は昭和25年頃から京都の柴犬愛好家が「樽井荘」の犬舎号で標準より小さな柴犬を豆柴の名称で繁殖に取り組んだのが始まり。

30年以上樽井荘血統を繁殖している大阪の「摂州宝山荘」を調査し、固定化が認められたとし、日本社会福祉愛犬協会(KCジャパン)というNPO法人で、2008年より豆柴犬を独自に公認しました。

成犬時の体高が規定内で、かつ豆柴犬種標準(スタンダード)に適合している柴犬に対し、豆柴認定審査合格血統書を独自に発行しています。

更に3代祖14頭全てが豆柴認定審査に合格している場合、豆柴としての血統書が発行されるとしています。


日本社会福祉愛犬協会・主な豆柴登録規定

  • 豆柴認定審査基準の体高下限値の制定

    オス30~34㎝ メス28~32cm (オス・メスとも下限値は25cmとしますが、25cm以下でも心身ともに健康な犬であれば合格)

  • 豆柴と豆柴の一胎子は「豆柴」の血統書を発行

    犬種「豆柴」同士の交配による一胎子については、犬種「豆柴」として血統書(毛色欄に(未審査)と記載)を発行することができます。但し、生後12ヶ月経過後に必ず豆柴認定審査を受けることを義務とします。(審査を受け、血統書毛色欄の未審査が消え(○cm)という体高の記載が入る)

その他の規定については、NPO法人日本社会福祉愛犬協会・豆柴ガイドをご覧ください。

上記のように、日本社会福祉愛犬協会が定める豆柴のサイズの基準は【体高】です。

※あくまで参考ですが、体重では6kg台までと言われています。

豆柴犬購入によるトラブル

平成3年頃から新聞、雑誌、テレビなどメディアに取り上げられブームになったことから豆柴の名称は広く知られる様になったのですが、高額で販売される事から、他犬種との交雑や幼犬期の給餌制限による栄養不良、成犬になって大きくなってしまうなど、俄繁殖家による不正な繁殖や販売によりトラブルが起きています。

 

 

例として、柴犬を幼犬時の食餌制限(または、極力与えない)により成長を抑制し小さく育てたもの、小柄に生まれたというだけで豆柴と称して売る(または、未熟児)、小型の他犬種(特にチワワ)との交配によるもの、酷いものでは普通の柴犬の子犬を豆柴として売ることがあります。

その結果として、飼っているうちに豆柴とは言えないほど大きくなってしまうケースが多いのです。

また、近親交配を重ねれば小型になると間違った知識のもと、繁殖を続ける繁殖家もいます。

この様な犬は繁殖能力の低下や短命等の障害が出ることがあります。 

 

ただ、たとえKCジャパン加入犬舎で生まれた豆柴犬を購入したとしても、育て方(フードやオヤツの与えすぎ)により、大きく成長します。

便の調子などを見ながら、その子に合った適度な量を与えましょう。